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意外と知らない!?ゲームの小ネタ

Minecraftの小ネタ|クリーパーは、ブタのモデルのミスから生まれた

ブタのモデル作成中の失敗が、どうしてクリーパーになったのか。形の取り違え、不気味な動き、後から加わった爆発のアイデアを、公式の開発者談をもとに順番にたどります。

クリーパーの始まりは、ブタのモデルのミス!?(当サイト独自の文字デザイン)

マイクラで、背後から近づいてくる緑色のモンスターといえばクリーパー。意外なことに、誕生の出発点は「怖い敵を描こう」という計画ではなく、ブタのモデルを作る途中に起きた形の失敗でした。

ただ、この話を「プログラムを間違えたら、爆発する敵が丸ごとできた」と覚えると、少し違います。偶然できた部分と、その後にアイデアとして足した部分があるからです。公式記事に登場する説明を、順番に見ていきましょう。

1.横長のブタを作るはずが、縦長の体になった

Minecraft公式の「Meet the Creeper」では、開発者のJens Bergensten氏が、Notch氏によるブタのモデル作成を振り返っています。高さ・幅の値や回転を取り違え、横たわるはずの体が立ったような姿になった、という説明です。 [1]

別の公式記事「Minecraft’s Top 10 Bugs」のクリーパーの項目も、座標の取り違えによってブタの胴体が縦長になった、と紹介しています。緑色の外見や爆発する役割が付くより前の、モデルの形がきっかけだったことが分かります。 [2]

ここでいうモデルは、ゲーム内の立体的な形のこと。絵の色を間違えたというより、形を組み立てる寸法や向きの扱いを誤った、と捉えるとイメージしやすくなります。なお、元のコードそのものを本記事で検証したわけではありません。

2.変な形に、プレイヤーを見る動きが重なった

Bergensten氏の説明では、その奇妙な姿にはプレイヤーを見るAIの動作もありました。変な形のものがこちらを見ながら歩いている。その様子が不気味だったため、Notch氏はモンスターとして残すことにしたそうです。 [1]

形だけでなく、どう動き、こちらに何を向けてくるかで、キャラクターの印象は変わります。この場面で面白いのは、うまく作れなかったブタを、単に失敗作として捨てる以外の選択肢が見つかったことです。これは、開発者談を読んだうえでの本記事の捉え方です。

3.爆発は、形のミスとは別のアイデアだった

同じ開発者談には、友人から爆発させたら面白いという提案があった、とも書かれています。少なくとも公式記事で語られる経緯では、ブタの形を間違えたことと、爆発する敵にすることは、別々の段階です。 [1]

つまり、「失敗した形ができる → 不気味なモンスターとして残す → 爆発するという案が加わる」という流れで読むのが自然です。この矢印は説明を整理したもので、当時の作業ログを復元したものではありません。

4.どこまで分かっていて、どこからは断定できない?

紹介した資料は、公式サイトに掲載された開発者談と公式の解説記事です。「ブタのモデルの失敗が出発点だった」という話の根拠にはなります。一方で、問題のコードの行、取り違えた軸の名前、修正前後の正確な数値までは、この記事で確認していません。

とくに「Meet the Creeper」の表現には、寸法の値や回転という幅があります。そのため、よく見かける細かな言い回しを、そのまま実証済みの技術解説として付け足すことは避けました。

まとめ:偶然の形を、遊びのアイデアに変えた話

覚えておきたいのは、クリーパーの全部がバグで自動的に完成したわけではないこと。思いがけない姿を見て、怖い敵としての使い道を見つけ、別の発想を重ねた開発中のエピソードです。もちろん、普通に遊んでいるブタがバグでクリーパーへ変身する、という意味でもありません。

何かを作っていて、狙いと違うものが出てきたとき。それを直すか、別の面白さに使うか。この話は、そんな分かれ道にも目を向けたくなる小ネタです。最後の問いかけは、資料の事実をもとにした本記事の感想として読んでください。

出典・参考資料

本文中の番号から、この一覧の対応する資料へ移動できます。事実関係は以下の公式資料に基づき、本文の「本記事の捉え方」「読み解き」「感想」は筆者の解説として区別しています。公開日が表示されていない資料の日付は推測していません。

  1. Meet the Creeper ↗
    発行元:Minecraft公式(Mojang)/著者・発言者:Tom Stone/本文中の発言者:Jens Bergensten
    ページの日付:2017-05-15
    参照箇所:Jens Bergensten氏の発言部分
    確認した内容:ブタの高さ・幅の値や回転を取り違えたという説明/プレイヤーを見るAIの動作と、不気味さからモンスターとして残した経緯/爆発は友人の提案として紹介されている
    確認日:2026年10月28日
  2. Minecraft’s Top 10 Bugs ↗
    発行元:Minecraft公式(Mojang)/著者・発言者:Marsh Davies
    ページの日付:参照ページの掲載日表示:2025-05-19(原稿の初出日は本稿では断定しない)
    参照箇所:5. Creepers
    確認した内容:座標の取り違えで縦長の胴体ができたという公式の説明/緑の外見や爆発する役割より前に、変形したブタが出発点だったこと
    確認日:2026年10月28日

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